概要
Scorched(スコーチド)とは、「焼け焦げた」のような意味。焦土、枯れた地球といった雰囲気の世界。
砂丘、ハイ・デザート、山岳、峡谷、バッドランド、オアシスのさまざまな砂漠地帯で、The Islandのような豊かな森林などどこにもない。
乾燥しきったこの世界では水が極めて貴重であり、有限である。
また、灼熱の陽光や、危険な雷、目障りな砂嵐や正気を失わさせるような気温になる熱波といった特殊な天候、それに砂漠ならではの昼夜の急激な寒暖差がサバイバーを苦しめる。
生息地
Easyエリアでもティタノボア、プルモノスコルピウスなどの毒持ち、プルロヴィア、テラーバード、ユタラプトル、サーベルタイガーなどの凶暴な肉食獣などが生息していることがありリスポーンして10秒もせず殺されることも日常茶飯事な奇妙な生態系を成している。
だからこそ、慣れたサバイバーでさえ、裸で飢餓と脱水症状に苦しめられ広大な砂漠に取り残される絵が何度も見受けられる、極めて生存難易度の高い劣悪な環境の有料DLCマップである。
地図
海外情報の転載で画像は見難いが、●印は
青が水源
白が塩田
黄色が硫黄
茶色が油田
緑がクレート
赤がアーティファクト
・・・の場所となっている。(ただし、このマップでは記載がない資源ポイントやクレートも多々ある。)
▲は各色のオベリスク。
アーティファクトは各地点の洞窟・ダンジョンの最深部にある。洞窟内部でも様々な資源がとれるが、要所要所でガーディアンのように危険な生物が配置されているので、それなりの対応力がなければ最深部までは攻略できない。
- 中央の洞窟
クレバスのような台地の裂け目の中に入り口がある。
入れる生物は、狭い開口部によって制限されている。比較的浅い層までは中型恐竜やアルゲンタヴィスなどでも侵入が可能(ただし背が高いペットは入れない)。深部に進むには、人間サイズでもギリギリでかなりの小型生物でないと連れて入ることができない通過地点がある。通過することができれば、内部には広い空間がひろがっている。
高所で幅跳びを要する場所がある他は、地形的には難易度は高くない。各種昆虫系の敵や大コウモリ、ロックエレメンタルなどが行く手を阻む。奥まで進んだ場合は帰り道にも敵がリポップしている場合があるのでご用心。
硫黄、黒曜石、鉄、それに極めて潤沢なクリスタルなどが採れる。2つのクレートが存在している。
- 北西の洞窟
入り口の高さはアルゲンタヴィスに騎乗して入れる程度の高さ。通過することができれば、内部には広い空間がひろがっている。高所で幅跳びを要する場所がある他は、地形的には難易度は高くなく、アーティファクトへの道のりはあまり長くない。敵はロックエレメンタルやラブルゴーレムが配置され同時にカマキリやダイアウルフが一斉に攻撃を仕掛けてくる。アーティファクトの場所に行っても初めは無くラブルゴーレムと雑魚が沸きさらに近づくとアーティファクトがポップする。帰り道は行き以上にカマキリやダイアウルフ、コウモリ等がポップしている。
(このコメントは管理人さんが書いたものではありません。追記変更等ありましたらお願いします)
(筆者未踏破)
- 南東の洞窟
砂漠の砂に埋もれた遺跡(寺院?)の中に入り口がある。寺院の建屋内部からダンジョン扱いになるが、先へ進むには半開きの鉄柵をくぐる必要があり、かなり開口部が狭いためほとんどの恐竜が通過できない。
難易度設定にもよるが内部には昆虫系や蝙蝠を中心に多数の敵が配置されており、戦闘を余儀なくされる。生身では心許ない場合は肩乗りペットのハゲワシなどは戦力として連れ込める。
バイオーム・天候
まずデフォルトで水分消費が2~3倍、腐敗速度が約1.1倍速。起動中の発電機はどこに置こうが勝手に耐久が減り、公式wikiによると約1日で壊れる。(その前に修理すれば使える)
焦土は砂漠特有の気候で、昼は暑く夜は寒い。その寒暖差はかなり激しく、早期に拠点を持つ必要があるだろう。
本DLC専用の特殊な3つの天候が存在する。
ペットのトビネズミを連れていると、これらの到来を事前に鳴き声で教えてくれる。
- 砂嵐
ほんの数メートル先も見通せないほどの猛烈な砂嵐が吹く。
嵐の最中はスタミナと水分がみるみる減少し、この状態で無理を続ければ昏倒してしまう。まともに行動するのがままならないほどの悪天候なので、すみやかにテントを設営して逃げ込むなり、安全な場所へ退避するのが望ましい。
生身はもちろん、騎乗していてもスプリントができない。
トビネズミ「はる! はる! (ふう! ふう!)」(高音)
デザート装備の頭防具で視界低下をほぼ防ぐことが可能。
砂嵐の中にずっといると定期的に勝手に砂を1個ずつ獲得するため邪魔になる。
恐竜に乗ってると恐竜もスタミナが減少する。
- 磁気嵐
周囲がうす暗くなり、ゴロゴロ、バリバリと雷のような轟音が響くが、雨は降ってこない・・・こんなときは、磁気嵐が来ている。サバイバーへの身体的な害はとくにないが、電子機器、電気で動く道具などに影響を及ぼす。
トビネズミ「ぐるるるるる!」(超低音)
電気系統使用不可(動作にガソリンを使用するものを含む)、火器使用不可(Tekサドルや低温ポッドも含む)。
風力発電機も止まるどころか洞窟の中にいても使用できない。発電機や化学作業台は室内なら停止しない。
電気設備や装備を使用していない場合は、他の天候よりは影響がない。ただし暗雲が出るため、夜間にこの天候が来ると完全な闇夜になる。
- 猛暑(スーパーヒート)
強烈な日差しと熱がすさまじい勢いで体力や水分を奪う。しっかり熱への対策をしていない場合、熱波が去る頃には干からびた死体が転がることになるだろう。
トビネズミ「ふるるる…(バタバタバタバタ)」(低音)
気温上昇(暑さの状態異常になりやすい)、水分の減少がかなり早くなる。
始めたてで装備も整っていない状況でこの天候に当たってしまった場合、熱波が去るまで普通に何度も死ぬ羽目になる。装備や水問題が解決されれば影響が非常に小さくなる。ただしデザート装備、ギリー装備でも地域によって灼熱(Burning)になるので、油断は禁物。
洞窟に入ると影響を受けない。オベリスク(オアシス)に近づくと止まる(公式wiki参照)。
Adobeの建物が暑さ・寒さへ抜群の耐性を持つが、耐久力は低く設定されている(破壊できる恐竜は石建材と同等)。藁葺きの建造物も暑さを緩和するので最初期には頼りになるが、輪をかけて脆い。
石や金属素材で作られた建造物だと内部に熱がこもってしまうのか、外よりも気温が高くなるので注意を要する。
ビンやポリマーの水筒でも入れている水が少しずつ蒸発していくため、安定的な水源の確保が急務になるだろう。
ほか、砂塵の影響か起動中の発電機の耐久が天気・場所問わず徐々に減っていくので、こまめな修理をしないといきなり電気系統がダウンする。(猛暑など気温上昇で耐久の減少速度増加)
中にガソリンをがっつりため込んだまま壊れてしまい、ガソリン全ロスト…という事がないように気を付けよう。(経験談)
(追記・詳細・成形モトム)
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>(猛暑など気温上昇で耐久の減少速度増加) -- 2023-06-20 (火) 07:01:49
風力発電機のページも見ましたがあまり理解できませんでした… -- 2023-08-16 (水) 16:44:59